成長期の食事メニュー

成長期の食事メニュー

成長期の食事メニュー

 

成長期の食事メニューは、子どもを持つお母さんにとって悩みのタネですよね。成長期にはいろいろな栄養素が必要です。特に身長を伸ばしたい子どものための、成長期の食事メニューは難しいですね。そこでまず、身長を伸ばすためにはどんな栄養素が必要なのかをチェックしてみましょう。子どもの身長を伸ばすためには、まず骨の成長を促すことが必要です。そして成長ホルモンの分泌を促すこともポイントです。

 

単純に骨の成分をたくさん食べれば、身長が伸びてスクスク育つわけではありません。子どもの体はいろいろな栄養素やホルモンなどが相互に関係しあって成長していきます。タンパク質や成長ホルモンの分泌を促すとされる物質も必要です。まずは骨を作る成分、カルシウムを見てみましょう。カルシウムは牛乳や乳製品をはじめ、小魚・桜えび・青菜に含まれています。もっとも吸収率が高いのは牛乳とされます。

 

骨はカルシウムだけでできているわけではありませんし、骨を支える筋肉を育てるにはタンパク質が必要です。タンパク質は牛・豚・鶏といった肉類をはじめ、魚・卵や乳製品・大豆製品などに多く含まれています。食品によっては油脂分やカロリーも高くなってしまうので、いろいろな食品からバランスよく食べさせたいですね。特に魚離れが問題視されています。魚も積極的に食べさせましょう。

さらに成長ホルモンの分泌を促す成分も大切です。成長ホルモンの分泌を促したり関与する成分には、亜鉛やアルギニンなどが挙げられます。亜鉛は豚レバーや牛・豚のもも肉などに含まれています。またカキや納豆にも含まれているんですよ。アルギニンはアミノ酸の一種で、かつお節などに多く含まれています。これらすべてを毎日食べることはちょっと難しいので、少しずついろいろなものを食べさせるようにしましょう。

 

肉料理なら具だくさんの味噌汁をつけたり、野菜サラダをつけるといいですね。煮魚なら根菜類を一緒に煮ると手間も省けます。焼き魚なら肉じゃがのような子どもが喜ぶ煮物をプラスすると良いでしょう。また、どうしても難しいならカルシウムと相性の良いビタミン・ミネラルをセットでとれるサプリメントで補う方法もあります。

 

中高生になると塾や部活動で帰りが遅くなったり、昼食をジャンクフードで済ませてしまう子も少なくありませんよね。また最近は小学生でも家庭でご飯を食べる機会が少なくなっている子もいるようです。お家でご飯を食べる時だけでもタンパク質・カルシウム・ミネラル・ビタミンのバランスを考え、日ごろはサプリメントなどで栄養バランスを補ってあげたいですね。