カルシウムの多い食品

カルシウムの多い食品

カルシウムの多い食品

 

カルシウムの多い食品ってどんなものがあるかご存知ですか。カルシウムは子どもの成長に欠かせないミネラルのひとつです。実は人の体の中に存在するミネラルの中で、もっとも多いといわれているんですよ。骨の成分でもあるため、体重の2%近くを占めているのです。骨や歯だけでなく、筋肉や神経・血液の中にも含まれてさまざまな働きをしています。

 

血液に含まれているカルシウムは、心を安定させて体の生理機能を整える働きがあります。特にイライラを鎮める働きはよく知られていますよね。また大人では動脈硬化や高血圧の予防などにも一役買っているんですよ。でもやっぱり、子どもの成長とカルシウムといえば骨の形成・歯の形成ですよね。「子どもの身長がグングン伸びてほしい」と願う親御さんにとって、食べ物に含まれているカルシウム量は特に気になるものです。

 

カルシウムは乳製品に多く含まれていることが知られています。牛乳をはじめチーズ類には特にたくさん含まれています。また小魚など、骨ごと食べられる魚にもたくさんふくまれています。煮干しやししゃも・しらす干しなど、日ごろよく口にする小魚にはたくさん含まれているんですよ。また殻ごと食べられる桜えびのような小さい甲殻類も、たくさんカルシウムを含んでいます。

そして、意外と知られていませんが葉物野菜にもたくさん含まれています。モロヘイヤやかぶの葉・だいこんの葉・ケール・小松菜など、青々とした緑の葉物野菜にはカルシウムがいっぱいなんですよ。でも葉物野菜や小魚・桜えびなどカルシウムの多い食品が苦手…という子どもは少なくありません。カルシウムをたくさん含んでいる食品は意外と多くても、充分補給できるほど食べることはけっこう難しい物なんです。

 

しかも、カルシウムは単独で骨を形成しているわけではありません。カルシウムが体の中でしっかり働くためには、ビタミンDやマグネシウムなどビタミン・ミネラルをバランスよく摂取する必要があります。さらにカルシウムは腸で吸収しにくい成分で、効率よく摂ることは難しいといわれているんです。そこで注目されているのがカルシウムサプリメントです。

 

カルシウムサプリメントにはドリンクタイプのアスミールやセノビック・ノビリッチをはじめ、タブレットタイプのノビーノやいちごカルシウムなど、さまざまなものがあります。子どもの好みや家庭の食生活習慣に合わせて選択できますし、食事ではなかなかバランスをとることが難しいビタミンDやマグネシウム等の栄養素も一緒に摂れることもポイントです。毎日の食生活とサプリメントを上手に使って、子どもたちの成長に必要な栄養を効率よく補いたいですね。